第238回見学会ご案内

三河の今川氏シリーズ Ⅳ
三河・水野氏の城と史跡

刈谷城古絵図

刈谷城古絵図

今回の見学会は、今川・織田両戦国大名対決の最前線であり、永禄3年(1560)「桶狭間の戦い」の前哨戦ともいえる天文23年(1554)「村木砦の戦い」に関係した諸城をめぐる見学会です。「村木砦の戦い」は、この時すでに信長の戦い方を見ることができますが、とりわけ刈谷城は、城主水野家が家康の母・於大の方の実家であり、その政略結婚(松平広忠との結婚および離婚)は両勢力の狭間にあったこの地の状況を象徴しています。今回の見学地は4ヵ所の平城跡と資料館等です。散策気分で歩けますので、多数ご参加いただきたいと存じます。

■実施日:平成25年10月20日(日曜日)  *雨天決行
■見学先:重原城(知立市)・刈谷城(刈谷市)・村木砦・緒川城(東浦町)
〔脚力レベル: 1/5 ★☆☆☆☆ 女性でも楽々コース〕
■参加費:6,000円 当日バス内で集金
■乗り物:市沢バス 〔集合場所:静岡駅南口・セブンイレブン付近で乗車〕
■身支度:ハイキング程度の服装・弁当飲物類・雨具
■担当者:川村副会長・水野会長・小川理事
■締切り:9月30日(月)

お申し込みはこちらから

※お申込みメールには必須事項と乗降希望場所(ICなど)を明記してください

■日 程:8:00 静岡駅南口発 → 東名・静岡IC → 8:20焼津 IC → 8:40菊川 IC → 9:00浜松 IC → 9:10浜松西 IC → トイレ休憩(新城PA) → 豊田JCT(伊勢湾岸道)豊田南JCT → 県道 → 10:50 重原城跡(約30分) → 11:30 ~ 13:00刈谷郷土資料館(昼食)・刈谷城跡(自由散策) → 13:30 ~ 14:00 村木砦跡(約30分) → 14:10 ~ 15:30 緒川城跡(約30分)・郷土資料館・乾坤院(水野氏墓所)→(復路 各IC)→ 18:30 静岡駅南口帰着

主な見学先の概要

【重原城】(知立市上重原町本郷)

重原城跡

重原城跡

『信長公記』では「鴫原の山岡構」として登場する。織田・今川の抗争の最前線で攻防が繰り広げられた。天文17年(1548)には、守将の島津政兼が今川に属したため、織田信秀がこれを攻め落としたとされる。その後、信秀の家臣である荒川新八郎が守り、松平広忠の攻撃を受けたがこれを退けたという。信秀の死後も織田に属する山岡河内守が守っていたが、天文23年(1554)に今川勢によって落城し、ここを拠点として村木砦が築かれたとされる。重原公民館の裏に城址碑があり、東に巨大な土塁と堀が残る。城の主体部は農地・宅地になっているが、川と道路により大体の範囲を見ることができる。落城時に、大石の化身が山岡河内守を助けたという「権現石」の伝説がある。

 

【刈谷城】(刈谷市城町)

刈谷城跡

刈谷城跡

もとは「刈屋城」と記載されていた。別名「亀城」。

刈谷城水堀

刈谷城水堀

天文2年(1533)、水野忠政によって築かれたとされ、今年は「築城480年」として様々なイベントが行われている。本丸は亀城公園となっており、石垣や櫓の復元がすすめられている。永禄3年の桶狭間合戦の後、鳴海城を退去した岡部元信の攻撃を受け、水野藤九郎(信近)など多くが討たれ、火を放たれた。近世城郭として改修したのは「鬼日向」の異名で知られる猛将・水野勝成であった。勝成は大坂の陣の後、大和郡山藩主を経て福山藩主となっている。本丸はもともと衣ヶ浦に面していた。堀はラグーン跡を利用したようで自然の形状を残す。三の丸に郷土資料館が建っている。

 

【村木砦】(東浦町森岡字取出)

村木砦跡

村木砦跡

重原城を奪った今川勢は衣ヶ浦の対岸・村木に砦を建設したが天文23年(1554)1月、織田信長によって攻略された。この様子は『信長公記』が生々しく語っている。桶狭間合戦の6年前のことである。遺構はJR武豊線によって分断され、東側は観察が困難である。また、新道建設が予定されており、景観がさらに変化すると思われる。

 

【緒川城】(東浦町緒川)

緒川城跡

緒川城跡

文明年間(15世紀後半)、衣ヶ浦の西岸に水野貞守によって築城されたという。鎌倉時代、ここには小河氏を名乗る地頭がいたが、南北朝期には衰微した。水野氏はその末裔とされる。貞守は知多半島に覇権を確立し、衣ヶ浦の対岸・西三河にも勢力を拡大、刈谷城(刈谷古城)を築きやがて本拠を移したとされる。慶長6年(1601)に水野分長を藩主とする緒川藩が成立したが、翌年に転封によって廃城になった。城地は、農地さらに市街地となって明確な遺構は失われたが、古城公園の北側残る本郭の巨大な土塁の他、切岸や土塁を観察することができる。

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