第251回見学会「川中島の戦いと上杉系城郭」に行ってきました

旭山城② 旭山城①善光寺①善光寺②長野駅葛山城①葛山城②大峰城①大峰城②桝形城③桝形城②5月14日(土)・15日(日)の2日間、第251回見学会「北信シリーズⅡ 川中島の戦いと上杉系城郭」が開催され、時折汗ばむほどの晴天の中、24名が参加しました。

一行は14日(土)朝7:30に静岡駅前を出発、バスで約4時間半の行程を経て長野市街に到着。そこからタクシーをチャーターして旭山城登り口の観音堂まで行き、昼食をとった後、一路旭山城に向かいました。同城は第2次~第3次川中島の戦いの際、武田方、次いで上杉方の軍事拠点として機能した城郭で、写真で見るような石積みや大規模な堀切が見事でした。

下山後はタクシーで善光寺に向かい、それぞれお参りをした後、第2次~第3次川中島の戦いの際に上杉謙信が陣を敷いたといわれる横山城に行きました。同城は、城跡自体は神社や公民館等の施設で改変を受けていましたが、城跡から旭山城と翌日行くことになる葛山城が一望に見渡せ、上杉×武田の対峙の状況を垣間見ることができました。この日の見学はこれで終わり、夜は長野駅が眼下に見える“天空のレストラン”欅屋びくらで小宴会が開かれ、参加者はご馳走に舌鼓を打ちながら城郭談義に花を咲かせました。

2日目は朝8時にホテルを出発、「バードライン」を通って葛山城に向かいました。同城は第2次~第3次川中島の戦いの際に上杉方の城郭として築かれたものの、第3次の戦いの弘治3年(1557)に武田方に攻め落とされたとされる城郭です。二重堀切や破城の痕跡かも知れないとされる畝状空堀群に、参加者のほとんどが感動していたと思います。ここの本曲輪で記念写真を撮りました。たまたま他のハイカーのグループとも会い、水野会長が急きょ「現地説明」を行うなど、和やかな雰囲気で交流が行われました。

次に大峰城を見学しました。この城は残念なことに本曲輪に模擬天守が建ってしまい当時の城郭の面影を台無しにしていますが、その周辺には見事な竪堀・堀切が走っており、川中島の戦いを含めた戦乱の際に同城が軍事拠点として機能した可能性が強いことを示すものでした。

大峰城で昼食をとった後、今回の見学会の最後の見学地となる桝形城を見学しました。同城は重ね馬出しや横矢掛り、虎口など武田・上杉軍双方にない特徴があり、むしろ小田原北条氏の城郭に近い形態がみられるなど“不思議な”城郭で、今後更なる調査・検証が楽しみな城跡でした。

桝形城見学後若干時間が余ったので、最後に第4次川中島の戦いで激戦地となった八幡原古戦場を訪れ往時をしのんだ後、バスで帰路に着きました。帰りは予定より早く19:30過ぎに静岡駅前着。心地よい疲れと充実感が余韻として残った1泊見学会でした。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です