第252回見学会ご案内

桶狭間合戦における織田方の城

9月の見学会は、昨年に続き桶狭間の合戦をテーマにしました。前回は今川義元軍の動きを探りましたが、今回は織田信長軍の進軍路をたどります。今川方と異なり、信長の動きはその時間も含めて『信長公記』で再現でき近年の研究史においても興味を引く表現で再現されたりしています。城址の「点」だけでなく、進軍路の「線」をたどり、戦場を「面」としても理解していきたいと思います。どうぞ皆さま、奮ってのご参加をお待ちしております。

■実施日:平成28年9月18日(日曜日) *小雨決行
■見学先:愛知県名古屋市 ・清州城址 ・熱田神宮 ・善照寺砦跡 ・鷲津砦跡  ・田楽坪など〔脚力レベル: 1/5 ★☆☆☆☆ 〕
■参加費:6,000円 当日バス内で集金
■乗り物:市沢バス 〔集合場所:静岡駅南口・ロータリ交差点付近〕
■身支度:ハイキング程度の服装(滑りにくい靴・雨具)・弁当飲物類
■担 当:川村副会長・斉藤理事・澤田理事
■締切り:9月14日(水)迄にお申込ください。
■申込み:こちらから(非会員の参加も大歓迎)
■日 程:※メールには必要事項および乗降希望場所を明記してください。
★8:00 静岡駅南口出発 → 東名・静岡IC → 8:15 焼津IC → 8:30菊川IC  → 8:45 袋井IC → 8:55 浜松IC → 9:05 浜松西IC →(東名高速~名古屋第2環状自動車道)→ 10:45清州東IC → 11:00~12:00 清州城址(昼食含む)・ → 12:30~13:30 熱田神宮 → 14:0014:20 善照寺砦跡 → 14:30~15:00鷲津砦跡 → 15:30~16:00 桶狭間古戦場公園(田楽坪) → 16:00(伊勢湾自動車道~東名高速)→ 17:10 浜松西IC → その他、各IC → 18:30 静岡駅南口帰着

【清州城址】清洲城は織田信長の居城として知られ、信長はこの城から「桶狭間の戦い」に出陣している。信長の後継者を決める、いわゆる「清洲会議」が行われた城であり、歴史的にも大きな役割をになった城である。「関ケ原の戦い」の際には福島正則の居城となっており、東軍の後方拠点として利用された。江戸時代に入って、徳川家康により清須から名古屋への遷府が指令されると、清須城は名古屋城築城のための資材として解体された。なかでも名古屋城の西北隅櫓は清須城天守の資材を転用して作られたため「清須櫓」と呼ばれている。現在、城跡の一部が「清洲公園」と「清洲古城跡公園」として整備されており、信長と濃姫の銅像が建てられている。また、平成元年(1989)には町制100周年を記念して、模擬天守が築かれている。

【善照寺砦跡】永禄2年(1559)の山口教継、教吉親子の切腹により、鳴海城は南の大高城とともに今川義元直属の支配下となった。織田信長はこれに対抗すべく、鳴海城を取り囲むように丹下砦、善照寺砦、中嶋砦の三砦を築き、さらに大高城との連絡を絶つべく、大高側に丸根砦、鷲津砦を築いた。善照寺砦には佐久間信盛、信辰兄弟が配置された。砦の築城は孤立した前線基地へ敵勢をおびき寄せる目的もあった。善照寺砦には鳴海城の東に伸びた丘陵の東端にある寺跡が利用された。砦は一辺50メートルの堀と土塁を巡らせた館型であった。西の屋根続きに出入口があり、出入口南側の土塁は櫓台状になっていた。 現在の城跡は砦公園として整備されている。

【鷲津砦跡】永禄2年(1559)、織田信長が今川義元に攻略された大高城に対抗するため、大高城の北東約700メートルの丘陵上に築いた。この砦は大高城を頂点として、丸根砦とともに、二等辺三角形の底辺の両端に位置している。 永禄3年5月19日、桶狭間の戦いのとき、飯尾定宗らが立てこもり、今川方の重臣朝比奈泰朝の軍勢に攻め立てられて全滅したといわれる。大高城跡や丸根砦跡とともに国の史跡に指定されている。

【桶狭間古戦場公園】この地は田楽狭間もしくは田楽坪といわれ、永禄3年(1560)年5月19日、尾張に侵攻してきた今川義元を織田信長が打ち破った桶狭間の戦いの古戦場である。今川義元は、2万5千余の兵を率いて5月18日に沓掛城に入り、翌19日8時頃大高城に向けて出発、前日に瀬名氏俊が設営した「おけはざま山」の陣地に入り、今朝方撃ち落とした鷲津砦、丸根砦の戦果を聞きながら休息していたが、昼頃天気が急変し雷雨となり、高地に着陣していた今川軍本体は落雷により大混乱状態になった。 一方、織田信長は午前4時頃、清洲城で鷲津砦・丸根砦が今川軍の攻撃を受けたとの報告を聞き、「敦盛」を舞い直ちに出陣、8時頃熱田神宮に到着、戦勝を祈願。10時頃には善照寺砦に着き、本陣ここにありと見せかけておいて、雷雨の中を今川義元本陣近くの釜ヶ谷に進み、雨が止むや間髪をいれず今川軍に突撃、遂に今川義元を討ち取る。

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