第252回見学会「桶狭間合戦における織田方の城」が開催されました

9月18日(日)、当会の第252回回見学会「桶狭間合戦における織田方の城」が、24名の参加者を得て開催されました。当日は朝から時折雨の降るあいにくの天気でしたが、幸い大雨にはならず、予定した見学地を全て回ることができました。

今回の見学会は、昨年の桶狭間合戦に関する今川方の城を見学したのに対し、織田方の城を見学してみようというものでした。

清洲城跡見学風景

清洲城跡見学風景

先ず訪れたのは、桶狭間合戦当日の信長出陣の地である清洲城跡です。 信長のいた場所は現在模擬天守閣の建っている場所ではありませんが、天守閣内の展示により当時の状況に思いをめぐらすことができました。

 

 

 


熱田神宮の信長塀を見学

熱田神宮の信長塀を見学

次に、信長が戦場に向かう途中に戦勝祈願に立ち寄ったとされる熱田神宮を訪れました。ここでは特に、桶狭間合戦の後信長が戦勝の御礼に寄進したという「信長塀」をみんなで見学しました。

 

 

 

 

善照寺砦跡で担当の川村副会長の説明に聞き入る参加者

善照寺砦跡で担当の川村副会長の説明に聞き入る参加者

次いで、信長が出撃前に入った善照寺砦跡を見学しました。砦跡は現在公園となっており遺構は残っていませんが、一行は現地に立って担当の川村副会長の説明を聞き、同砦が今川方の鳴海城からは見えず、戦場全体を見渡せる絶好の位置にあることを確認しました。 桶狭間合戦の勝敗の分岐点はこのあたりにあったのかも知れません。

 

 

今は住宅地となっている鷲津砦跡

今は住宅地となっている鷲津砦跡

その後、今川方の大高城を囲んだものの今川軍に撃破された砦の一つである鷲津砦跡を見学しました。砦跡は現在住宅地となっており、当時のイメージを想像するのはなかなか難しいものがありましたが、それでも、砦の立地からみた戦場の状況をうかがい知ることができたのではないかと思います。

 

 

桶狭間古戦場公園で当時の状況に思いをめぐらす参加者

桶狭間古戦場公園で当時の状況に思いをめぐらす参加者

そして最後に、織田軍と今川軍が激突し今川義元があえない最期を遂げたとされる桶狭間古戦場公園を訪れました。桶狭間古戦場は同公園の他に豊明市にもう1ヶ所あり、これ以外にも諸説あるのですが、参加者一行は候補地の一つである同公園内で、義元の本陣はどこにあったか、信長はどこから攻め込んだか、など熱心に議論を展開していました。

 

 

今回の見学会で訪れた場所は、城郭遺構としてきちんとしたものが残っている場所はありませんでしたが、それでも、現場に行って当時の状況を考察することの大切さを強く感じることのできた見学会だったと思います。

今回、ボリュームのある資料を作ってくださった川村副会長はじめ担当者の方々、そして参加者の皆さん、どうもお疲れ様でした。(文責:望月 保宏)

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