最新レポート発表会のご案内

平成30年度の新規事業「最新レポート発表会」のご案内をいたします。
この事業は、会員及び一般市民に対し、あらためて城郭研究の意義と文化的価値を理解していただき、併せて研究活動における調査の醍醐味や課題等を知っていただくことを主目的としています。第一回目となる今回は、始めて登場する若手会員3名の活動成果または興味対象についての発表をメインにしていますので、どうぞ今後の活躍に期待を込めたエールをおくっていただきますよう、多数のご参加をお願いいたします。

 

 

  • 日  時:平成30年9月23日 (日) 12時50分から受付 1時20分 開会
  • 会  場:藤枝市産学官連携推進センター・静岡産業大学藤枝駅前キャンパス
    「BiViキャン」一階の講義室とセミナールームを全面使用(収容100人)藤枝市前島1丁目7-10  TEL:054-639-7164
  • 交 通:<電車> JR藤枝駅・南口より徒歩で約1分
    <駐車場> BiVi(藤枝市立駅南図書館)の有料立体駐車場が利用できます。
  • 参加費:無料(発表者のレジメ資料を当日受付にて配布します)
  • 申込み:不要、先着順・直接会場へ
    ※会員には、当日の参加者把握のため申し込みをお願いします。
    ◎会員の参加申込みはこちら
  • 締切日:9月15日(土)までに必着

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藤枝市郷土博物館の中世城郭企画展ご案内

 

 

 

 

 

 

 

 

※城郭講演会(全4回あり)のお申し込みは、6月12日(火)より、電話・ファックス・Eメールで受け付けますので、ご注意ください。
藤枝市郷土博物館 藤枝市若王子500 TEL 054-645-1100  FAX 054-644-8514
Eメール  muse@city.fujieda.shizuoka.jp

 

袋井市春岡の本庄山砦跡に説明看板設置!

袋井市春岡の地元郷土史家鈴木清壱氏のご尽力により、本年3月22日に春岡神社西駐車場の北側に「本庄山砦跡」の案内看板(設置者:袋井市教育委員会)が立てられました。

本庄山砦に設置された案内看板

本庄山砦と周辺城郭

「本庄山砦」は、機関誌『古城』60号の水野茂氏論稿「山城からみる森町の戦国史(1)」にも登場し、その運用を徳川軍が拠点とした久野城に対抗するべく、武田軍(勝頼期)が軍事拠点とした、との考察が述べられています。発掘調査の結果、武田氏特有の大規模な薬研堀状の横堀が久野城側に対して築かれていたことを論拠とされていますが、「本庄山砦跡」は、大量の兵員を収容可能とする駐屯曲輪をはじめ随所に残る虎口や土塁、竪堀等があって、同地域での戦国大名間抗争の熾烈さを物語ってくれます。山城ファンには必見の価値ある平山城ですので、周辺山城を絡めての現地探訪をお勧めいたします。

看板設置スナップ

第261回見学会(一泊二日)ご案内

一泊見学会は、「国司大名・北畠氏と伊勢の山城シリーズ」を計画致しました。
三大国司大名の一人北畠氏(他は土佐の一条氏、飛騨の姉小路氏)の本城である霧山城を中心とし阿坂城等本城を取り巻く支城群を訪れ、北畠氏の歴史に触れるとともに織田信長の伊勢侵攻を考える良い機会ですので奮ってご参加ください。
夕食は伊勢の山海料理を堪能するコースを用意しています。春の伊勢路を楽しんでください。

  • 実施日  平成30年4月21日(土)・22日(日)
  • 見学地  三重県松坂市・津市美杉町多気
  • 難易度  5段階中4
  • 担当者  望月保宏・小川 勝 (サポート乗松 稔)
  • 参加費  会員=23,000円  非会員=24,000円
    (交通費・宿泊費・夕食小宴会含む)
  • 宿 泊 『東横イン伊勢松坂駅前』
  • 小宴会  『伊勢庄や松阪駅前店』
  • 日 程(高速道の渋滞・事故や天候等によりコース変更あり)
    4月21日(土)
    7:30  JR静岡駅南口出発
    7:40  東名高速道路静岡IC
    8:30  東名高速道路袋井IC・磐田IC
    8:40  三方ヶ原サービスエリア
    11:15  一志嬉野IC
    11:30  阿坂城(昼食)
    大河内城・田丸城・松坂城
    18:00  ホテル「東横イン松阪駅前」
    18:30  小宴会「伊勢庄や松阪駅前店」

4月22日(日)  8:00  ホテル出発
9:15  美杉ふるさと資料館
10:15  北畠氏館跡・霧山城(昼食)
・滝之川城・八田城
15:30  一志嬉野IC
19:00  三方ヶ原SA・磐田・袋井IC
20:00  JR静岡駅南口帰着予定

  • 申込み 締め切りました

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第260回見学会報告

岩殿城で集合写真

実施日:平成30年3月18日(日) 天候:晴れ 参加者:26名
担当者:乗松理事、澤田理事、小川理事

岩殿城とふれあいの館

3月の見学会は、武田氏滅亡を決定づけた裏切りで有名になってしまった小山田氏の関連する城郭3ヶ所を訪ねました。静岡からバスで出発。東名高速道路、御殿場ICから国道138号線、東富士五湖道路、中央高速道路を経て大月ICで降り、大月市民会館でバスを降りて現地集合の方々と合流し、さっそく岩殿城へ向かいました。麓から見る岩殿山は切り立った岩盤の壁が来る者を拒むかのようで、整備されているとはいえ、登山道はかなり厳しく体力を消耗しました。揚城戸とよばれる岩場を利用した虎口を抜けると山頂に至ります。山頂部には物見台、馬場、倉屋敷、狼煙台(本丸)とされる場所があるものの遺構はほとんど見られません。

岩殿城揚城戸跡

この城で見どころといえるのは本丸の東にある2条の堀切ですが、事故防止のため進入禁止となっていたため、手前から眺めるのにとどめました。下見の際は問題なく見ることかできただけに大変残念でした。馬場の下方にある2つの池を見学の後、昼食をすませ、記念撮影をして下山しました。山頂からの眺望はすばらしく、南西方向に雪を頂いた富士山もくっきりと見え、参加者は盛んに写真を撮っていました。次に、岩殿城の北方にある駒宮砦に向かいました。この砦に行くには北からと南からの2つのルートがありますが、バスの乗り入れの制約もあり、南からのルートをとりました。途中からは道も定かでない斜面を直登することになり、参加者は長い列になってゆっくりと登っていくことになりました。この砦は烽火台ともいわれていますが、意外と広い城域、堀切など良く残る遺構を観察すると、街道を監視する役目をもった砦であろうと思われます。参加者は興味深げに城域を隅々まで見て回っていました。

勝山城本丸

見学会の最後は、数年前にも当会で訪れた勝山城を訪ねました。本丸までの途中には南に張り出した川棚見張台をはじめ、三の丸、二の丸や帯郭などがあり、本丸への道沿いには石垣も見られます。本丸からの眺望は岩殿城同様すばらしく、眼下には居館があったとされる谷村の街並みが見えました。本丸からは北尾根に向かい、途中堀切を経て大沢の見張台まで行き、この後、本丸西直下を廻る内堀を辿り下山しました。当日は、当会顧問の小和田先生も参加され、レクチャーもしていただき、大変有意義な見学会となりました。(文責:澤田)