興国寺城 二の丸虎口土橋の発掘調査報告Ⅲ

水野会長から興国寺城発掘調査の報告がありましたので掲載します。

要旨:昨年度から進めていた三の丸から二の丸をつなぐ土橋調査であ るが、最末期にあたる天野氏期の盛土の土橋から西側の堀の中に 石列が見つかっていた(盛土側に石面・東向き)。今回は、その対と なる西側に石積みが確認され(西向き)、数回の改修が分かった。 さらに、三の丸大手付近の外堀に落ち込む急斜面と、地山が大き く盛り上がった土塁跡が確認できた。
興国寺城二の丸土橋の発掘PDF

新発見の高平山砦について(森町下飯田)

近年、本会では『静岡県の城跡-中世城郭縄張集成図-』(西部・遠江国版)の報告書発刊に向けて現地調査を実施している。今回は、特に森町教育委員会の協力により森町飯田地域で山城が2か城も発見に及び、重点地域として袋井市北部の宇刈北城と本庄山砦、森町で発見した高平山砦と下飯田砦、飯田城、飯田古城、上飯田砦の7か城周辺を対象域とした。しかし、太田川東岸の狭い地域に異常とも思える密集城郭群は、何を意味していたのであろうか。当該での抗争史を伝える関係資料は乏しいが、元亀3年(1572)、武田信玄の遠江侵攻から、天正3年(1575)の長篠合戦までの3年間にわたる、武田・徳川両軍の抗争の中で軍事運用されたと考えられる。
7か城すべてを紹介できないが、城郭遺構からある程度の年代観を導き出される本庄山砦と北隣りで発見された高平山砦の2城を取り挙げたい。

本庄山砦、高平山砦

左上の小さい丘が本庄山砦、中央の茶園右一帯が高平山砦

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浜松城跡発掘調査現地説明会を開催

 

浜松城跡現説浜松城跡発掘調査現地説明会チラシ(PDF:256KB)

日時 平成27年8月22日(土曜日) 午前10時・午後1時30分の2回
会場 浜松城跡 発掘調査現場(市役所西側 家康公の城展示館北側)
内容 発掘調査現場(本丸土塁等)の見学と浜松城跡出土品の見学 ※調査担当職員が説明
申込 不要 直接会場へ
備考 少雨決行
行き方
浜松駅から遠州鉄道バス13番のりば「浜松城公園入口」下車
※公園駐車場は駐車台数に限りがあり、当日は駐車できない場合があります。
公共交通機関をご利用いただくか、近くの市役所駐車場か民間駐車場をご利用ください。

問合せ先 浜松市文化財課 電話:(053)457-2466

 

さらに発見!髙天神城攻め付城群か

1月18日の見学会『なぜここに!!「家康の高天神城攻めと新・付城」』の目玉である新発見「茂平地砦」近くの独立丘陵で、本会の乘松理事、小川理事が新たに連続竪堀遺構を発見! 小字から「長谷砦(ながや砦)」としましたが、詳細は見学会で報告いたしますので、ご期待ください。

長谷砦の連続竪堀遺構

引馬城・浜松城跡の最新調査成果説明会

引馬城跡と浜松城跡における最新の発掘調査成果について、出土品をまじえ、調査を担当した職員が解説します。

  • 会場 浜松市博物館 講座室(浜松市中区蜆塚四丁目22-1)
  • 日時 平成27年1月17日(土)午後1時00分~4時00分
  • 定員 60名(応募者多数の場合、抽選)
  • 費用 博物館の観覧料が必要(大人300円。高校生150円。)
  • 申込 期間:12月15日(月)~12月25日(木)必着
  • 方法:電話、ファックス、E-mail、往復はがきのいずれかの方法で、
    住所、氏名、年齢、電話番号を浜松市埋蔵文化財調査事務所へ
  • 申し込み先・問い合わせ先
    浜松市埋蔵文化財調査事務所
    〒431-2295 浜松市北区引佐町井伊谷616-5
    電話:053-542-3660 ファックス:053-542-3326
    E―mail: maibun@city.hamamatsu.shizuok