本川根町千頭の標高1,210mに砦遺構発見!

平成15年(2003年)に刊行された『本川根町史』通史編1・第一章「遠江国山香庄と駿河国徳山」に、「山香庄マトお尾羽」(251頁)について述べられている(執筆者:大塚勲氏)。

本川根町千頭の敬満大井神社所蔵の鰐口の銘について、昭和7年(1932年)発行の『静岡県史料』第一輯を引用して解説しており、鰐口に刻まれた「大盤神社」が、千頭駅から北西に延びる山岳稜線を4〜5 km登った標高1,000m付近の「マトウハネ」にあったと記している。さらに興味を引いたのが『ここには城が構えられていたとも云われていて、北側斜面の字が「城下」となっている』のフレーズだった。

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周智郡森町「森之城」に新城を発見!

昨年7月に、『静岡県の城跡—中世城郭縄張図集成—』の(中部・駿河国版)が発刊されました。各地からの好評もあり、次の(西部・遠江国版)発刊はいつなのか、多くの問い合わせもありました。

実は、当会では創立40周年に合わせた「歴史シンポジウム・イン静岡」を11月23日・24日に開催しましたが、早くも翌12月からは遠江国である牧之原市の「龍限山城」、そして森町の「森之城」・「朝比奈氏屋敷」の現地調査を実施しています。ここでは、取分け興味深い森之城調査について紹介したいと思います。

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