駿河の戦国大名 今川氏展ご案内

藤枝市郷土博物館 開館30周年記念特別展

足利一門の名族・今川氏は南北朝時代から戦国時代にかけて約230年にわたり、守護大名、のちに戦国大名として駿河国及び遠江国を領有・支配しました。南北朝の動乱期に、足利尊氏に従って戦功を挙げた駿河今川氏の初代・範国と二代・範氏は、駿河・遠江における南朝方勢力を駆逐し、駿河国守護に任じられました。以後、今川氏は代々、駿河守護を歴任し、東海地方の名門大名として君臨します。七代・氏親の代には遠江国守護に任じられ、最晩年には「今川仮名目録」を制定し戦国大名として成長します。異母兄との家督争い「花蔵の乱」に勝利した九代・義元は三河国へ侵攻し、駿遠三3か国の戦国大名として強盛を誇りますが、永禄3年(1560)の桶狭間の戦いで織田信長に敗れ戦死します。最後の当主、十代・氏真は今川家の衰退を止められず、永禄12年、掛川城を退去し北条氏へ身を寄せたことで、戦国大名今川氏は滅亡しました。

本展では、静岡県内に残る今川氏ゆかりの古文書・歴史資料を展示し、今川氏の駿河支配の軌跡をたどります。駿河の南北朝動乱に関わる「駿河伊達家文書」(京都大学総合博物館所蔵)を県内初公開します。また、「花蔵の乱」に関する重要文書「岡部文書」(当館蔵)のほか、完成した花倉城(葉梨城)の城郭模型をお披露目します。今川氏歴代当主が発給した古文書の展示を通して、駿河今川氏十代の歴史を振り返ります。(藤枝市郷土博物館ホームページより)

日時:平成29年6月2日(金)~7月17日(月・祝日)午前9時~午後5時
※月曜日休館(7月17日は除く)

場所:藤枝市郷土博物館・文学館 藤枝市若王子500

「新野左馬助公展示館」公開のご案内

平成25年11月2日、享年88歳でご逝去された本会名誉会長・鈴木東洋氏の邸宅(旧 鈴木医院)が、新野左馬助公顕彰会の皆さんのご尽力により「新野左馬助公展示館」として生まれ変わりました。大河ドラマ「おんな城主直虎」では、直虎の伯父として井伊家存亡の機を救った人物役で登場していますが、医師であった東洋氏は地元新野にある舟ヶ谷城の城主・新野左馬助についての研究に早くから取り組まれていました。
地域医療のかたわら昭和47年に静岡古城研究会を小和田哲男名誉顧問等と共に創立すると、翌48年には地元有志の皆さんと新野左馬助公顕彰会の前身である新野左馬助公遺蹟保存会を立ち上げ、左馬武神社(左馬助墓所)の改築等を行っています。
そのご功績から半世紀近くたった今、そしてご逝去されて4年目になる今、全国の茶の間の大河ドラマに新野左馬助が登場するなど夢にも思っていなかったのではないでしょうか。

同館では、新野左馬助の生涯や舟ヶ谷城をはじめとした新野地区の史跡と静岡古城研究会の紹介、また、鈴木医院の診察室が当時のまま保存展示されています。
本会では、平成29年度事業の中で、同地区の城跡と合わせて「新野左馬助公展示館」の見学会を計画し、鈴木東洋氏の遺徳を偲びたいと思います。(文責:平井)

 

 

 

 


新野左馬助公の里パンフレッ
トPDF

新野左馬助公展示館パンフレットPDF

 

富士・沼津・三島3市博物館共同企画展「駿東・北伊豆の戦国時代」開催のお知らせ

三島市郷土資料館では「北条五代と山中城」がメインテーマで平成28年10月15日(土)~平成29年1月22日(日)まで沼津市明治史料館では「駿豆争乱 国境の攻防」がメインテーマで平成28年11月12日(土)~平成29年1月29日(日)まで富士市の富士山かぐや姫ミュージアムでは「三国同盟とその周辺」がメインテーマで平成28年12月17日(土)~平成29年2月26日(日)まで開催されます。

関連講演は、三島市は既に終了(11月13日 黒田基樹氏)しましたが、沼津市は1月8日(日)14:00~ 則竹雄一氏が「戦国の争乱と沼津-境界の戦国史-」という演題で、富士市は1月29日(日)14:00~ 松本将太氏が「大宮司富士氏と大宮城」という演題で行います。申込み方法など詳細は、両博物館のホームページをご覧ください。

 

勝間田城跡 540年祭のご案内

勝間田氏が今川義忠の軍勢に攻め落とされて540年目となる本年。 勝間田城跡にて同氏を鎮魂する神事と記念講演等が開催されます。
  • 日 時:平成28年11月13日(日)

    勝間田城跡540年祭

    勝間田城跡540年祭

  • 会 場:神 事 牧之原市勝田 勝間田城跡
    催し物 牧之原市勝間588-3 勝間田小学校 体育館
  • 内 容:神 事 午前10時~午前11時 ※雨天の場合は勝間田会館で行います。
  • 催し物
    オープニング:午後1時~1時30分
    ●記念講演
    小和田哲男氏『勝間田・相良・井伊氏の世界』午後1時30分~2時30分
    ●アトラクション 午後2時30分~3時
    侍ソーラン(勝間田小学校) 尺八演奏(縄巻修巳氏)
  • 参加無料・申込不要
  • 主 催:勝間田区・勝間田城跡540年祭記念事業実行委員会
  • 後 援:牧之原市教育委員会、牧之原市商工会、牧之原市観光協会、ハイナン農業協同組合
  • このページに記載されている内容についてのお問い合わせ

    勝間田城跡540年祭実行委員会事務局(勝間田会館内) 電話:0548-28-0201

御前崎市で新野左馬助公命日祭が開催されました

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imgp9512 imgp9529 来年の大河ドラマ「おんな城主直虎」の登場人物で、井伊家の幼い後継者虎松(後の井伊直政)を匿い助けた新野左馬助は、現在の御前崎市新野出身の武将です。彼は永禄7年(1564)9月15日、引馬城攻めの最中に討死にしてしまうのですが、彼の命日祭が9月17日(土)、新野公民館で開催されました。当会からは、副会長の望月、各務理事が出席しました。

 

 

 

 

 

命日祭は午前10時から、神事の後式典が挙行され、新野左馬助顕彰会の西島昌和会長の挨拶の後、御前崎市長・市議会議長・商工会会長の来賓祝辞、龍潭寺の武藤全裕前住職のお話があり、現在の井伊家のご当主からのメッセージも披露されました。

それぞれの方がご挨拶で一様に述べられていたのは、新野左馬助について熱心に研究を進められていた、当会名誉会長の故 鈴木東洋先生への感謝の言葉でした。東洋先生の業績の大きさを改めて感じるとともに、後に続く我々もしっかりしなければ・・・、と思いを強くした次第です。

 

 

 

お昼休みには、先祖が直虎ゆかりの人物であるという磐田市出身のKOKUUさんの素晴らしい歌も披露されました。

 

 

 

imgp9532午後は1時30分から座談会「新野左馬助公を語る」が開催され、一橋大学付属図書館助教の夏目琢史氏をコーディネーターとして、ゆかりの方々や顕彰会の関係者、研究者の方々が左馬助公に関する研究の最前線、左馬助公に対する思いを語り合い、大いに勉強になりました。

 

「おんな城主直虎」では、俳優の苅谷俊介さんが新野左馬助を演じるとのこと。これから左馬助公が大河ドラマを通じて有名になり、御前崎市を訪れて、左馬助公の墓所のある左馬武神社、舟ヶ谷の城山など関連の史跡めぐりをしてくださる人が多くなってくれるとよいと思います。

(文責:望月 保宏)