役員構成

会 長:望月保宏
副会長:川村晃弘・平井 登
事務局長:望月 徹
事務局:松永澄尚
会 計:斉藤作行・澤田孝治・宮川茂美
理 事:・金刺信行
監 事:勝山周兵・徳永昌俊
名誉会長:水野 茂
名誉顧問:小和田哲男(静岡大学名誉教授)
顧 問:山下 晃・乘松 稔

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会のあらまし

名  称:静岡古城研究会(しずおかこじょうけんきゅうかい)

代  表  者:会長・望月保宏(三島市若松町4633-1-A)

設  立:昭和47年(1972)

事業年度:6月1日〜翌年5月末(定期総会:7月)

会  員  数:72名(2019.8月末現在) 公務員・会社員・自営業者・農林業者・学生など様々な方が入会中。

一行紹介:県内を中心とした中世城館跡を調査・見学・探索し、縄張図を表すことを通じて城郭遺構の歴史的意義を究明する。

活動内容:●隔月1回、県内および近隣県の中世城館跡見学会開催。●定期総会時に研究成果発表会「ふじのくに山城セミナー」開催。●調査研究成果論文集・機関誌『古城』を毎年発行。●地域とともに学ぶ戦国史『歴史シンポジウム・イン・当該地』を隔年開催。●『静岡県の城跡―中世城館跡縄張図集成―(駿河国版・伊豆国版・遠江国版)』の調査編纂事業継続中(2012.7月駿河国版発刊)。●古文書、伝承等をもとに未調査・未発見の城砦探索および縄張作図と考察研究。●学術研究者、関係諸団体、行政機関、学校、当該地域との情報交換と交流、保存啓発活動。

会  費:入会金 1,000円 年会費 5,000円

入会条件:中世城館跡に興味関心があり、山歩きや史跡巡りが好きで健康な方(性別不問)

ご入会はこちらから

実  績
機関誌『古城』発行:現在第63号(毎年一回発行)
●ふじのくに山城セミナー(研究成果発表会):毎年一回(定期総会時)
●地域とともに学ぶ戦国史『歴史シンポジウム・イン・当該地』:隔年開催
①周智郡春野町 ②菊川市横地 ③静岡市興津町・由比町
④沼津市根小屋(2007年1月) ⑤藤枝市葉梨・岡部町桂島(2010年1月)
⑥静岡市駿河区(2012年11月)⑦静岡市「あざれあ」(2015年11月)
⑧藤枝市「BiVi藤枝」(2019年9月)
『静岡県の城跡ー中世城郭縄張図集成ー(中部・駿河国版)』発刊(2012.7月)
㈶伊豆屋伝八文化振興財団の文化奨励賞受賞(2013.3月)

令和元年度「定期総会」と「ふじのくに山城セミナー」のご案内

「令和元年度定期総会」と「ふじのくに山城セミナー」のご案内をいたします。

今回の総会においては任期満了に伴う役員の改選などが議題に含まれます。また山城セミナーでは、本会の水野茂会長が30年にわたる本会での活動を振り返りつつ、自身のこれまでの城郭研究の総括とも言うべき講演をされます。続く会員3名の研究成果も本県東部、中部、西部それぞれのフィールドにおけるとても興味深い内容の発表を予定しておりますので、どうぞご期待の上、ご参加くださいますようお願いいたします。

  • 日  時:令和元年7月21日 (日)  9時30分から受付・9時45分開会
  • 会  場:静岡市東部勤労者福祉センター「清水テルサ」6階 研修室(大)
    静岡市清水区島崎町223 TEL. 054-355-3111
  • 交 通:<電車> JR清水駅・東口より徒歩で約5分
    <駐車場> 清水テルサの有料立体大駐車場が利用できます。
  • 申込み:  参加申込みはこちら
  • 締切日:7月16日(火)
  • 昼 食:各自ご持参ください。(同会館8階にレストランあります)
  • 徴 収:年会費(5,000円・会員の方)
    〇ふじのくに山城セミナー資料代(1,000円)
  • 頒 布:機関誌『古城』第63号は、当日受付にて頒布します。

《定期総会の議事内容》(9:45〜 10:45)

前年度事業報告・同決算報告・監査報告・役員改選(案)
本年度事業計画(案)・同予算(案)等について

《ふじのくに山城セミナー》
非会員の参加も大歓迎!(資料代1,000円)

1部・記念講演(10:45〜 12:15)
講師:水野 茂(静岡古城研究会)
演題:「山城発見の歴史的胎動を探る 」

 昼食(室内で食事可)・休憩 ・書籍販売
機関誌『古城』『見学会資料』などのバックナンバーはじめ、城郭関係の古書・古本等を販売します。

2部・会員の研究成果発表(13:30 〜 16:20)
⒈(13 : 30 ~ 14 : 20) 望月保宏 「総合調査から見直す韮山城」
⒉(14 : 30 ~ 15 : 20) 乘松 稔 「家康の北遠奥山侵攻と陣城」
⒊(15 : 30 ~ 16 : 20) 平井 登 「戦乱に揺れた伊久美郷の村びと」

◎閉会あいさつ

第266回見学会(一泊二日)の報告

4月20日(土)・21日(日)、当会の平成30年度の最後の見学会となる1泊見学会が、茨城県南部にあたる常陸南部~下総北部地域の城を目的地に行われました。今回は小田原北条氏の支配領域の東端にあたり、常陸北部~中部に勢力を拡大しつつあった佐竹氏との抗争の舞台となり、また各勢力に翻弄された国衆たちの城跡を訪ね、それぞれの城郭の縄張りの特徴について考察する見学会でした。参加者は20名+現地合流2名の総勢22名で行われました。

木原城にて集合写真

1日目の行程 7:30静岡駅をバスにて茨城県(常陸)に向けて出発。

【守谷城】

1城目は茨城県守谷市本町の「守谷城」を見学。守谷城は、下総千葉氏の一族・相馬氏の拠点、戦国期は古河公方家臣として、上杉(長尾)氏や後北条氏の傘下として活動。現在は、「守谷城址公園」になっていますが、城跡ゾーンには空堀で区画された後北条系の大きな曲輪が3つが有り、土塁、虎口、土橋など残る。また、公園内の水辺ゾーンはかつての湿地帯に突出した城郭の様子がうかがえました。見学後昼食をとり次の目的地へバスにて移動。

【牛久城】

2城目は牛久市城内町の「牛久城」を見学。牛久城は小田氏の一族の岡見氏の城で在ったが、戦国期は後北条氏の最前線の境目の城として在番衆が置かれた。此方も巨大な空堀を有し、堀底には畝状の凹凸が見える。かつては牛久沼に隣接する半島状の台地に築かれた総構のある巨大な城郭で、江戸時代は山口氏の牛久陣屋として一部は明治期まで存続しました。

【塙城】

3城目は、阿見町塙の「塙城」を見学。低地にあったと思われる館跡の小字「たて」をはさみ、本城・南城(南東側)と北の廓・北城(北西側)の一城別廓の形式。北城の横矢掛りを各所に配置した二重の堀は圧巻で見学者の歓声が上がっていました。

【木原城】

4城目は、三浦村木原の「木原城」を見学。木原城は土岐氏に従属した近藤氏の城。戦国末期には後北条氏の領域で、対佐竹氏の常陸戦線の最北端に位置した。現在詰曲輪(曲輪1)は「木原城山公園」となっており、詰曲輪の展望台からは霞ケ浦越しに対岸の佐竹氏の領内が見渡せる。詰曲輪内の花壇のチューリップが満開でしたので、此方で集合の記念写真を撮影。なお、稲荷曲輪~曲輪2間の横堀は1日目に見学した城郭の中で最大の空掘でした。

1日目の見学会を終え水戸市のホテルに到着、市内の居酒屋で美味しい料理と美味しい地酒を飲みながら懇親会。各テーブルでお城談義が行われました。

宿泊したホテルは水戸城に近く、早起きされた方達は、2日目の見学会出発前に水戸城の見学に行かれていました。

2日目の行程 8:15出発

【小幡城】

5城目は、茨城町小幡の「小幡城」を見学。後北条氏の築城方法と異なる巨大な堀と土塁が複雑に連なる技巧的な遺構がほぼ完全な状態で残る今回の見学会最大の見どころでした。深く幅広の堀底道を迷路のように巡らせ、主郭を中心に周囲を固めるように配置された曲輪、武者隠し、櫓跡、横矢掛りの土塁の折など、さまざまな工夫がみられ参加者は見事な縄張に感嘆して見学されていました。

【小田城】

6城目は、つくば市小田の「小田城」に到着後、昼食をとり「小田城跡歴史広場」として復元整備された城内と、説明と展示物が充実しているガイダンス施設を見学。小田城は、八田氏(のちの小田氏)の方形居館から出発し南北朝期より拡大強化を重ね、戦国期には21.7ヘクタールに及ぶ馬出や畝掘のある巨大な平城へ進化を遂げた。戦国期は小田氏治の居城で、佐竹氏、後北条氏、上杉(長尾)氏の争奪の舞台となった。

逆井城

7城目は、坂東市逆井の「逆井城(飯沼城)」を見学。「逆井城跡公園」として発掘調査を元に復元整備された二層櫓、土塀、櫓門、井楼矢倉等があり、戦国期の城郭の風景を感じる事が出来ました。また、比高二重土塁(堀の内側と外側に土塁が有り、内側の土塁を高くすることにより堀内の高低差を稼ぐ)等、後北条氏の築城法の特徴を見る事が出来ました。

以上、今回は2日間春霞がかかる天候でしたが、暑くも無く寒くもない過ごしやすい気候でした。静岡近辺のお城とは設計思想の異なる平野部に作られた、巨大な空堀と巨大な曲輪を有する土造りの城郭遺構群を見学しました。 参加者して頂いた皆様にも好評で、常陸のお城見学会の第2段を希望する声も聞こえ十分満足して頂けたと思います。また、来年度の1泊見学会も是非お楽しみにして下さい。!!(文:松永澄尚)

『古城』第63号、投稿募集について

本会機関誌『古城』は、毎年7月に発刊いたします。内容は、中世城郭に関する論文・研究ノート・調査報告です。静岡県内中世城郭を中心に日本中世史・城郭史に関するものといたします。

〇投稿の締め切りは5月末日です。できれば4月中に表題と予定ページ数をお教えください。また、会員外の投稿者は事前に連絡をお願いします。掲載に関しては、編集会議で決定の上、連絡します。

〇原稿は、できるだけ電子データ提出でお願いします。メールに添付をしていただければ助かりますが、CDなどを郵送していただいても結構です(校正のとき返却します)。手書き原稿でも受け付けますが、その場合は早めに提出をお願いします。

〇第1稿ができ次第、校正のため郵送しますので、住所及び電話番号を明記してください。

〇割り付けもお願いします。図・表は何枚目に入れるか、わかるようにしておいてください。そのため、PDFを添付するかプリントアウトしたものを郵送をしてください。念のため図・表を含めた総ページ数もお知らせください。

〇1ページは、縦書きの2段組みで各段30字×24行です。図・表を含め20ページ以内を目安にしてください。

〇郵送の場合、以下の住所に送付してください。

 424‐0818 

静岡市清水区江尻町6-21 川村晃弘 

 メールの場合は kawaki@mtg.biglobe.ne.jp  

 お問い合わせは 090‐9222‐2305 にお願いします。